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研究者・専門家

  • 野村皮膚科医院 院長 野村有子
野村皮膚科医院 院長
野村有子
のむら ゆうこ 1961年生まれ
主な経歴
慶應義塾大学医学部卒業…1986
慶應義塾大学医学部皮膚科教室入局…1986
神奈川県警友会警友(当時)病院 研修…1988
慶應義塾大学医学部皮膚科助手…1990
神奈川県警友会けいゆう病院皮膚科…1992
野村皮膚科医院開業…1998
チャリオタワーに医院を移転…2003
学位
博士(医学)
専門
アトピー性皮膚炎、脱毛症、免疫異常、ニキビ・肌荒れ・手荒れなどのスキンケア全般
研究テーマ
アトピー性皮膚炎、アレルギー、スキンケア、患者指導
皮膚にとっての水についてどう思いますか?
水で潤っていることが健康で美しい肌の条件。そのために肌には水を抱える保湿成分が多く含まれ、肌のバリア機能が外敵の侵入を防ぐと同時に肌の内部から水分が蒸発するのを防いでいます。バリア機能が低下した肌からは水分が蒸発してしまい、外から保湿剤を与えても十分な保湿ができません。肌の内部に届いて留まる水の開発によって、保湿ケアが変わるのではないかと期待しています。
大切なこと、夢、趣味、エピソード、あれこれ
病気が治ったり、お肌がキレイになると
患者さんの表情がガラッと変わって
本当にいきいきとされるんですね。
医師が「諦めない」ことはとても大切だと実感します。
個人的にいつか成し遂げたいと思っているのは
公衆衛生についての研究です。
父が公衆衛生が専門の医師だった影響もあり
過去からこれまでの公衆衛生を深く紐解いていき
世の中の役に立つことができればいいなと考えています。
「水」も関わってくると思いますので。